10年くらい前にLINEの交換掲示板が流行りました。
LINE掲示板とは、LINEのIDを書き込むシンプルなwebサイトやアプリのことです。
自分のIDを掲示板に書き込む、または他人の書き込んだIDをLINEに打ち込んで、知らない人と話すことができるというシンプルな作り。
昔は、それで仲良くなった人とLINE友達になって、リアルの出会いに発展するということもありました。
そのLINE交換掲示板で今も出会えるのかというと、今はマッチングアプリとしては使えません。
では、なぜ使えなくなってしまったのか詳しく解説していきましょう。
今は出会い系としては使えなくなった
LINE交換掲示板が出会い系として使えなくなった理由は簡単です。
それは、人がいなくなったからです。
人がいなくなったので、誰とも出会えなくなり、誰もLINE掲示板で出会いを探さなくなった。
というシンプルな理由です。
でも、昔はあんなに出会えたのになぜ?
と思いますよね。
それには以下の理由があります。
違法の業者ばかりになった
理由の一つ目は、業者だらけになった。
ということです。
LINEID掲示板は、誰でも簡単に登録なしで利用できます。
裏を返せば、詐欺師や業者が簡単に利用しやすいわけです。
そのため、LINE交換掲示板の9割近くが業者となっているというのが現状です。
業者の種類としては、違法の風俗、ロマンス詐欺、仮想通貨詐欺、LINEID収集業者などの犯罪ですね。
流行った当初は業者もあまりいなかったのですが、業者が増えるにつれ、普通の人は危険なことを察知して近づかなくなりました。
利便性が悪い
2つ目の理由は、利便性が悪いということです。
LINEID掲示板は、IDを載せたら誰でもLINEを送れてしまいます。
年齢も顔も分からない人から、話そうと連絡がくるわけです。
それで、タイプの相手が見つけられるのかというと、かなり厳しいですよね。
長々と話して、タイプでない上に30歳年上だったなんて当たり前にあります。
昔は、LINEできる相手を探せるツールが少なかったので、それでも人は集まりましたが、ツールが沢山ある現在では不便なLINE交換掲示板を使う人はいません。
残っている一般人は曲者が多い
そして、残っている一般人も普通の人ではないことが多いです。
業者だらけで、利便性が悪いのに、ID掲示板をわざわざ使うのは普通の利用目的ではないんですよね。
実際に筆者が試してみたところ、itunesカードやアマゾンギフト券をたかるプレゼント乞食、犯罪のターゲット探し、冷やかしなど、まともな人はまずいませんでした。
治安がかなり悪いので、普通の人は残っていません。
いまは出会いのツールが増えた
では、みなどこで出会いを探しているのかというと、一般の人は、マッチングアプリ、出会い系、SNSなどに移動しました。
昔は、それらの出会いのツールが未発達だったので、LINE交換掲示板に人が来ていただけなのです。
出会い系などのマッチングサービスであれば、顔、年齢、所在地など条件に合った相手を見つけれらますし、業者もほとんどいませんので、そちらに人が移るのは当然と言えます。
いまは、出会いは出会い系で探すことをおすすめします。