テレクラやツーショットダイヤルは約35年前の1985年頃にサービスが始まりました。
男性は電話が備え付けられた個室で待機し女性からの電話を待つシステムで、見知らぬ男女が出会える画期的なシステムでした。
現在では、インターネットが発達し男女の出会いは、出会い系やマッチングアプリが中心。
昔は街中で看板を見かけたテレクラですが、若い方はテレクラの名前すら知らない方も多くなってしまいました。
新型コロナの影響で数は激減
かつては街中で見かけたテレクラ。
昔はあれほどまで見た女性専用ダイヤルの書かれたティッシュを配っている様子も見かけません。
ではテレクラはもう無くなってしまったのかというと、2021年現在でも営業を続けている店舗があります。
テレクラの多くは風営法の改正や時代の流れにより規模を縮小・閉店となりましたが、最大手であったリンリンハウスはその知名度を生かし経営しているようです。
ですが、新型コロナは店舗型には大打撃だったのでしょう。
2020年には大量閉店。
現在は、西日暮里店と池袋店のみの営業となっています。
テレクラは漫画喫茶やDVD鑑賞の店舗に
テレクラ最大手のリンリンハウスは漫画喫茶マンボーやDVD鑑賞の花太郎のグループ会社です。
かつては都内に100店舗以上あった店舗跡地の1部は漫画喫茶マンボーやビデオ鑑賞の店舗へと模様替えをしています。
時代のニーズに合わせ柔軟に対応していますね。
現在のテレクラの利用者の年齢層は40から50代が中心
2店舗のみとなったテレフォンクラブですが、現在の利用者は何歳くらいなのでしょうか。
リンリンハウスの公式サイトには、体験談投稿コーナーがありテレクラファンの書き込みが現在でも続いています。
その書き込みを見ていると、年齢層は40~50代が中心。
30代後半で若いですね。
若い頃にテレクラを楽しんでいた方たちが今でも利用しているのでしょう。
また、利用目的ですが、当時と変わらず割り切ったお金の関係が中心。
暇つぶしや、お金のかからない出会いが目的の人から電話があったらレアですね。
代わりとなるサービス
テレクラは会うまでは顔も分からない、時間がかかってしまう、料金が高い、風営法により宣伝もなく新規が増えないなど、デメリットの多いサービスとなってしまいました。
独特の文化があり、確かな愛好家の方もいるのですが、規模が縮小してしまうことは仕方の無いことだったのでしょう。
ですが、確かな需要に答えるべく、今の時代にあった代わりになるサービスも生まれています。
リンリンハウスのグループ会社に、PCMAXという出会い系サイトがあります。
PCMAXも出会い系サイトの中では老舗で、20年近い営業を続けている会社です。
漫画喫茶といい本当に幅広いですね。
そのPCMAXに2021年にランダムMIXチャット機能が追加されました。
電話ではなくチャット形式となりますが、テレクラのようにランダムで相手とつながり、5チャット=5ポイントの料金で会話することも出来ます。
1時間チャットし放題チケットも110ポイント(約730~1100円)とテレクラより安い。
店舗におもむく風情はありませんが、ランダムチャットによりテレクラのような緊張感を楽しむことが出来ます。
もちろん、ランダムMIXチャットではなく検索して相手を選んでチャットすることも出来ます。
ランダムMIXチャットを今になって導入したのも、店舗縮小による代替という考えもあったのではないでしょうか。
PCMAXは安全で良い出会い系でもありますので、ランダムMIXチャットを使わずともおすすめです。
※2022年にミックスチャット機能は終了となりました。