マッチングアプリと出会い系アプリどっちが出会える?
何が違うの?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は、マッチングアプリと出会い系アプリの両者の違いを分かりやすく解説していきたいと思います。
根本的にはどちらも一緒
出会い系もマッチングアプリも根本的には同じものになります。
どちらも、男女の出会いをサポートするアプリという点で違いがありません。
また、運営するための条件も一緒になります。
どちらも運営するためには警察への届け出が必要で、インターネット異性紹介事業の認可が必要です。
このインターネット異性紹介事業の認可を得るためには、18歳以上であることを確認するシステムを導入しなければならず、出会い系アプリもマッチングアプリも身分証の提出やクレジットカードカードでの年齢確認が必要になります。
中には年齢確認を導入していないマッチングアプリもあるのですが、サクラとしか話せない会話シミュレーションアプリ(つまり詐欺アプリ)というケースが大半なので、利用しない方がいいでしょう。
ともあれ、出会い系もマッチングアプリも、出会いを提供し、同じ法律で縛られている同一のサービスになります。
マッチングアプリは新しく作られた言葉
ではなぜ呼び方が違うのか。というと、イメージ戦略の一環になります。
出会い系という言葉には、出会い系ができた長い歴史の間に、アダルトな後ろめたい印象や、危険といったイメージがついていました。
そのため、新しいイメージを持ってもらうために、マッチングアプリと名乗る出会い系アプリが出始めました。
次第に、その新しい呼び方が定着し、もともとあった出会い系サイトもマッチングアプリと名前を変更するようになりました。
googleの検索数を調べてみると、2022年には、「マッチングアプリ」が「出会い系」の検索ボリュームの7倍に増えています。
現在は、新しい呼び方に切り替わったといっていいでしょう。
明確ではないが細かな違いがある
先にも話した通り、出会い系とマッチングアプリには根本的な違いがありません。
元は出会い系と呼ばれていた老舗サービスもマッチングアプリを名乗る様になっていますし、境界線も曖昧です。
ですが、ほんのりとした違いもあります。
まず、出会い系には以下の傾向があります。
年齢詐称のOK
提出する身分証の個人情報は隠していい
マッチングアプリには以下の傾向があります。
年齢詐称×
提出する身分証の個人情報は隠せない
あくまで傾向ですので、アプリによっても差はありますが、
・出会い系サイトは気軽に利用ができライトに使える。
・マッチングアプリは真面目な出会いを見つけやすい。
といった違いがあります。
出会い系アプリもマッチングアプリと名乗るようになりましたし、なかには恋活アプリ、デーティングアプリなど新しい呼び方を採用しているアプリもあります。
ですので、名称によって上記の明確な違いがあるわけではないですが、なんとなく傾向があるものと把握するとよいと思います。