マッチングサービスは、スマートフォンのアプリストアからダウンロードして使えるアプリ版と、ブラウザからアクセスして使えるweb版があります。
アプリ版は、専用のアプリを利用しているため操作性が優れているものが多く、web版はPCなどの別の端末からでも操作ができるというメリットがあります。
そして、マッチングサービスは、アプリ版しか開発されていないものと、web版とアプリ版両方が開発されているものがあります。
片方しか開発しない方が予算は抑えられるハズですが、両方開発されているアプリがあるのは理由があります。
web版の方が料金が安い
誰しもがスマートフォンを利用している今では、アプリ版は多くの集客が望めます。
ですが、アプリストアにアプリを公開し売り上げをあげた場合には、Appleや、Googleに売り上げの30%の手数料を払わなければなりません。
30%ってかなり大きいですよね。
web版は、直接運営会社に払うことになるため、すべて運営会社の売り上げになります。
そのため、アプリ版とweb版では別の課金システムを採用しているマッチングサービスが多く、アプリ版の方が少し高いという傾向にあります。
web版の方が表現の自由がある?
アプリを公開するには、色々な制約が存在します。
子供もダウンロードできる環境ですので、ギャンブルや、銃の購入を助長するもの、性的興奮を引き起こすようなものはNGです。
そのため、18歳未満は登録できないマッチングサービスであっても、機能制限がされており、アプリ版とweb版では表現の幅が違います。
具体的には、アプリ版では、大人の関係を募集する機能や、アダルトOKの日記機能が削除されているといった違いがあります。
ほかにも、アプリ版はシンプルな設計をしているマッチングサービスが多く、アプリ版は最低限の機能、web版は多機能という傾向が多いです。
ブラウザ版とアプリ版があるマッチングサービス一覧
web版とアプリ版の両方があるマッチングサービスは、いくつかありますが、代表的なものでハッピーメール、PCMAX、ワクワクメール、ティンダーなどがあります。
それぞれの、web版とアプリ版の違いを見ていきましょう。
ハッピーメール
web版には、アダルト系の掲示板の一部(刺激的な出会い、大人のメール、同性愛)、日記、占い、コンテストなどの機能が追加されます。
料金もweb版の方が安い傾向にあり、決済方法も充実しています。
PCMAX
web版とアプリ版の違いがもっとも多いマッチングサービスです。
機能面では、web版には、日記、アダルト版ひとりごと、ゲーム、裏プロフィール、アダルト系の掲示板、景品交換など多くの機能が追加されています。
料金も、web版の方が安い傾向にあり、web版ならではのポイントアップキャンペーンもおこなわれているため、利用はweb版一択です。
ワクワクメール
web版には、アバター、サークル、ゲーム、日記、掲示板(アダルトH、アブノーマル、Hなお話など)などの機能が追加されています。
料金も、web版の方が安い傾向にあり、決済方法も充実しています。
ティンダー
機能面での差はありませんが、料金はweb版の方が安いです。